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その254 ノイズ除去には SoundForge ProではなくてSpectraLayers Proを! [パーソナルレッスンより]

こんにちは、飯田です。

現在はソニーストア名古屋さまでの
飯田のレッスン真っ最中ですが、
4月22日締め切りのオファーがありましたので、
急ぎのご案内です。

動画編集におけるノイズ除去のお話しですので、

収録素材の音声は全く使用しない、
BGMだけ使うのだという場合には、
全くお役に立たない記事であります。

収録した動画に、
エアコンなど一定音のノイズが入っているとか、
救急車のサイレンが入ってしまった場合に、
そのノイズ処理をするためのお話しです。

下図は喫茶店でインタビュー収録した時のものです。


使用しているソフトは、
SpectraLayers Pro4(スペクトラレイヤー)で、
収録した動画素材を取り込んであります。

001.jpg

お店の方にお願いをして
お客さまの少ない時間帯に、
インタビュー収録をさせていただきました。

周囲のお客さまもお気遣い下さったのですが、
やはりコーヒーカップと受け皿の
ふれ合う音が入ってしまいました。

002.jpg

スペクトラレイヤーはサウンドフォージと異なり、
音声を周波数分布で表示します。

ちなみにサウンドフォージは、
音の大きさを波形で表します。

上図の赤丸で囲んだ部分が
食器がふれあった部分です。


一定の音は横線になって現れるのです。

図の上部は左チャンネル、下は右チャンネルです。

図の下側にあるモコモコした部分は、
インタビューの声(男性)部分です。




この不要なノイズ部分を
どのように処理するのかというと、
ノイズ部分を各種ツールを使い分けて範囲指定します。

003.jpg

範囲指定した部分が明るく光っています。

すなわち、
この明るく光っている部分が
食器のこすれ合う音だと言うことです。



そして、
この明るく光った部分をサンプル音として登録し、
ノイズ音の確認とノイズ除去効果を確認してから、
ノイズ除去します。

004.jpg


ノイズ除去した結果が下図となります。

005_1.jpg


ノイズ除去前がこちらになります。
002.jpg


今まで私たちは、
ノイズ除去において、
サウンドフォージプロを使ってきました。

サウンドフォージプロに出来ることは、
エアコン等の一定周波数のノイズ除去で、
ある特定の音声を除去することは出来ませんでした。

では、
スペクトラレイヤーでは
一定周波数のノイズを除去できないのでしょうか?

サウンドフォージプロとスペクトラレイヤーの
2本のソフトを使う必要があるのでしょうか?


そのようなことはありません。

スペクトラレイヤーは、
一定周波数のノイズを除去できてしまうのです。

006.jpg

必用な音声の含まれていない部分の環境音を範囲指定し、
その成分を全体の音声データから間引くことが出来るのです。

ですので、
動画編集におけるノイズ処理には、
サウンドフォージプロではなくて、
スペクトラレイヤーの方が活用できます。

007.jpg


直接にスペクトラレイヤーのページを御覧になるには、
下図の写真をクリックすると商品ページに進めます。








SpectraLayers Pro4+5
(41895円が4月22日まで9800円)

ちなみに、
今回購入するのは SpectraLayers Pro4 で、
英語版となります。

今後に於いて、次期バージョンのSpectraLayers Pro5が
日本語版で出るとのことで

SpectraLayers Pro4+5という意味は、

今回 SpectraLayers Pro4 を購入していれば、
日本語版のSpectraLayers Pro5がでたときに、
無償でSpectraLayers Pro5を使えると言うことです。

英語版なので、
私には使えないとお感じになると思いますが、
思い出して下さいね。

飯田のレクチャーは、
イメージで仕組みを理解するので、

日本語版は当然として、
英語版もフランス語版などの言語が違っても
Vegas Proを貴方は操作できてしまいますよね。

具体的な使い方は、
名古屋と大阪のパーソナルレッスンで解説します。

東京、北海道、福岡などの
飯田のレッスンを行っていない地域の方で、
リモートレッスンを受講されていらっしゃる方は、
飯田までご連絡ください。

リモートレッスンを行いながら、
印刷して御覧いただけるようにpdf資料を
リモートレッスン時に転送いたします。


パソコンソフトの習得は、
仕組みを理解することです。

仕組みが理解出来れば、
ソフトの言語は関係なくなるのです。

枝葉の機能を覚えようとするから、
日本語でなければ解らないということになるのです。

念のために、
もう一度お伝えしておきます。

動画編集で必用なのは、
サウンドフォージプロではなくて、
スペクトラレイヤープロです。

キャンペーンだからと言って、
間違えてサウンドフォージプロを購入なさらぬよう、
お気を付け下さい。

もちろん、
ICレコーダーを使って演奏を収録し、
ハイレゾ音楽データを作成するというのなら話は別で、
そこはサウンドフォージプロの出番です。

ハイレゾ音源をご自身で作成するというのであれば、
サウンドフォージプロ12は必用なので、
ぜひお求めくださいませ。

老婆心からのご連絡でした。


それでは、
今回はここまでとします。

お疲れ様でした。


山梨の飯田拝























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プチコット

山梨の飯田様
とっても疲れていますがとっても嬉しいのでコメントします。
3時間20分のビデオ(35人分のカラオケでした)1時間45分までカットしてレンダリングまで持ってきました。
飯田先生の動画の解説の中に「出来れば1時間半以内に収めるのがいい」とあり頑張りました。
一人一人のお名前と曲名をテキストに作るのに教えていただいたコピー(ソースメディアの新規コピーを作成)が大変に役に立ちました。
やってみなければ、失敗してみなければ分からない事が今回は沢山ありました。
でも、多分、我流でなんとなく出来たように感じているのではと思います。
先生からご指導頂ける時がきましたら「無」から教えていただきたいです。


by プチコット (2018-05-12 20:48) 

プチコット

追伸
VGEAS 再びその37 から、ヒントを得まして
最後の場面(縦に撮った静止画)に、太めの黒帯を
利用して、右上と左下にお礼の言葉を入れました。
なんとなく締まった感じがしました。

時間差を入れましたが、本当はブログの中にある
一文字ずつが出てくるのを入れてみたかった(笑)




by プチコット (2018-05-13 08:59) 

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