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その302 「積ん読」でもいいから、たまには頁に風を通せよ・・・。 [パーソナルレッスンより]

こんにちは、
飯田です。

遙か昔の高校時代に、
ある先生から教えていただアイデアがあります。

それは、
読書は「積ん読」でもいいから、
気になった本はすぐにその場で買っておけ。

後で買おうかと思っていると、
必要なときには手に入らないという法則です。

そこでイイダは、

そんなことをしていたら、

読んでいない本だらけになってしまいます。


本だらけになってしまったら、
どうしたらいいんですか?


イイダ、
いいかよく聞け!

本は積んでおけばいいんだ。
これを『積ん読(ツンドク)』という。
わっはっはっ!!


一瞬、
この先生マジか?と思いましたが、
これには続きがあります。

『積ん読』にはやり方がある。
たま~にでいいから、

ページをパラパラとめくって、
風をとおしてやれ。

それだけで、
イイダが必要なときに、
その本が役に立つからな!


そしてイイダが読もうとした本が、
難しいな~と感じたときも、

それっきりにしてしまわずに、
たま~に思い出して、
パラパラとページを捲るんだ。

難しい本が、
近しい本に感じてくる。

実際には難しい本だとしても、
近しい感じになれば見覚えのある本になるので、
簡単・容易に感じるんだ。

イイダの「この本は難しい」という思い込みを
錯覚(勘違い)で簡単だと逆に変えるんだ。

人というのは、
自分の思い込みで、
自分の性格や行動を作っているのだから・・・。



このときの教えが、
年を重ねた今になって、
とても役に立つことが分りました。

Vegasをマスターするときで言えば、

出来ないことがあったとき、
解らないことがあったとき、

しばらくはVegasに
触らなくなることと思います。

このときに、
1日3分で構わないので、
Vegasを起動させることです。

解らないことがあることを承知で、
その解らないところ、
上手く出来ないところを触ることです。

すると、
あるタイミングで
スパッと解る・出来るときが来るのです。

昨日の記事で、
単色の色を採取して、
その色を変更する方法をお話ししました。

拙ブログを精読して下さっている貴方でしたら、
きっとチャレンジされたことと思います。

上手く出来た方は良かったです。
素晴らしいです!!

そして、
上手く行かなかった方は、
悶々とされているのではないでしょうか?

悶々とされている方は、
今こそがチャンスです。

上手く行かないからこそ、
Vegasに触るのです。

いじくり回していれば、
きっと何かいいことがあります。


今日の本題に入ります。

昨日の記事で、
単色の色を変えるのは
とてもシンプルでわかりやすかったのですが、
これが複雑なときにはどうするのですか?

と言うご質問をいただきました。

こういうことかと思います。
下図はサンプルのカラー映像です)

000.jpg


(長さは9秒です)

動画にはBGMをつけていませんので、
ご安心下さい。


貴方がこのような映像を撮ったとき、

このカラーの動画から、
花びらとキャンドルの炎だけをカラーで残し、
それ以外はモノクロにしたいな!と
イメージが出来たとします。


このときに、
どうするのでしょうか?


ヒントは、
昨日お話しした、
色補正(セカンダリ)の
使いこなしになります。


色補正(セカンダリ)の
設定画面の読み解き方をお教えします。

この画面は、
大きく上下に分けて見るのです。

オレンジの枠部分が、
特定の色を抽出する部分です。

ここで色を抽出してから(ここがポイントです)


その上の赤枠の部分で
映像全体を調整するのです。


010.jpg




まず最初に、
赤い花びらのみを抽出します。

002.jpg




次に、
ろうそくの炎だけを抽出します。

001.jpg




この2つを合成します。

003.jpg




こういうことです。


実際に色を抽出する作業を
文字に書き起こすことは
とても難儀なので、
ここでは省略します。

ごめんなさい。

このような部分の操作解説は、
動画を使わないととても面倒です。

しかるべき時に、
動画解説を考えます。








イイダのレッスンに参加される方、
リモートレッスンを受講される方には、
レッスンの際に直接ご案内しますので、
楽しみになさってくださいませ。

今回はここまでとします。

お読みいただき、
有り難うございました。



山梨のイイダ拝

追伸:
特定の色の抽出は
(最初は)とても難しいです。

しかしながら、
何度も何度も触っているうちに、
なにかしらピーンと来るものがあります。

Vegasに「風をとおす」だけで良いのです。

風さえ通しておけば、
きっとピーンと来ます。

早いか遅いかは別にして!

ぜひチャレンジしてみて下さい。



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