SSブログ


その299 『既に知っていることでも改めて教えを請う』効用について [パーソナルレッスンより]

こんにちは、
飯田です。


今日は『言葉の使い方』についての
一つのアイデアを記しておきます。

Vegasのテクニックではないので、
ご興味のない方はスルーして下さいませ。

あることの専門家である先生に、
貴方が質問をしている場面をイメージして下さい。

そして、
その先生が貴方に説明をされているときに、

『このことの意味はお解りになりますか』と
貴方に尋ねられました。





このようなときに、
貴方はなんとお答えになるでしょうか?

貴方がそのことを知らないとき、
貴方がそのことを十分に知っているとき、
貴方がそのことに聞き覚えがある程度のとき、

この3つのパターンで、
少し考えてみて下さい。



(以前の)山梨のイイダは、

そもそも知らないことでしたら、
『わかりません」と答え、

知っていることでしたら、
『解ります』と答え、

聞き覚えがあるくらいのことでしたら、
『解ります』と答えていました。


聞き覚えがある程度の事にも、
どうして『解ります』と答えていたかというと、

こんなことも知らないのか・・・と、
思われたくなかったからです。

ようは、
格好つけたかったのでしょう。

しかし、
あるときから、
意識して次のように答えるようにしました。


それは、
既に知っている内容・事柄であったとしても、

私の理解が間違っているかもしれませんので、
ご迷惑かと思いますが、

全くの初心者だと思って
「イロハのイ」から
教えていただけませんか?・・・と。


自分の会話をこのように変えてから、
物事の理解度が急激に高まりました。


どういう意味なのか、
ご説明します。


イイダが知っている以上のことや、
イイダが見落としていたことを、
先生が知っていたとします。

このときにイイダが
『解かります』、『知っています』と
答えたらどうなるでしょうか?

イイダが知っていることと、
先生が知っていることに、
乖離(ズレ)が起きています。


ということは、

先生のレベルで、
そのことが解っているという前提で
先生はお話しされるので、

どれだけ詳しいお話を伺ったとしても、
イイダには理解出来ないか、
誤った理解をしてしまうのです。


またまた例え話ですが、
イイダは『1+1=3』と誤って理解している。
先生は『1+1=2』と正しく理解してる。

このときに、
先生は『1+1=2』を前提に話をしているので、
『1+1=3』であると誤って理解しているイイダには、
先生の説明が理解不能という意味です。


だから、
いくら時間を掛けても、
理解することが出来ないわけです。

これはとても非効率で損だ、
ということが解ったのです。

知ったかぶりは損なのですね。(笑)


このようなことがあったので、
山梨のイイダは、

既に知っていることであったとしても、

私の理解が間違っているかもしれませんので、
ご面倒をお掛けしますがお教えいただきたいです。

と答えることにしています。


もっと若いときに、
これに気がついていればと
後悔していますが・・・。



貴方の周囲に、
知っていても知らないと言って、
説明を聞いている人がいたら、

あ~、あの人は、
こんなことも知らないんだ~と
思うのではなくて、

今回のアイデアを
使っている人かもしれませんので、
侮るなかれです。


貴方の人生を豊かにするために、
お役に立つアイデアでしたら嬉しいです。


今回はここまでとします。

お読み頂き、
有り難うございました。


山梨のイイダ拝



nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:動画

nice! 3

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。