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「Vegas、 再び」 その11  「飯田の公式より 第1講の3 (掴む)」           vegas movie studio 使い方 [飯田の公式]

「飯田和佳のVegasパーソナルレッスン・銀座」からのトピックスをご紹介します。


こんにちは。山梨の飯田です。

今回はその「飯田の公式」のひとつである、

「矢印の形」が変わったら、マウスの左ボタンを押しっぱなしにすると「掴む」 の

3回目です。


まな板(タイムライン)上に複数の素材を配置したところ、
その中の一つの素材の音(収録時の音)の音量が、
とても大きい場合です。


この一つだけの素材の音が大きかった場合、
音量を下げるにはどうするのでしょうか?

素材一つだけの音量調整01.jpg


動画編集の基本で、その作業量の大部分を占めるのが、
不要な部分を切り取る・削除することです。

考えに考え抜いて、要らないと思われる部分を削り、
そのシーンからのメッセージが、最小の時間で伝わる映像のみを
抽出するわけです。

意図を持った映像は、その時間が短ければ短いほど、
見ている人にインパクトを与え、
見ていて、飽きさせないからです。

(ここが、動画編集のコツで、腕の差になってきます)

そして、物語(ストーリー)を考えて
素材をまな板に並べて行くのですが、

先の例では、真ん中の素材、滝のシーンの音だけが
異常に大きくなっています。

作品全体を創り上げた後で、全ての素材の音を一括して処理する方法は、
サウンドエフェクトの部分なので、改めて説明しますが、
ここでは、一つだけの素材の音に限って、
音量を調節する方法を解説します。





1、音量を調節したい素材の 「音の部分の上部」 に、カーソル(矢印)を持ってきます。
  波形の表示されているところが、素材の音の部分で、
  波形の大きさが音量を表しています。

  真ん中の滝の素材の波形だけが、
  左右の素材の波形に比べて、大きいですよね。


素材一つだけの音量調整02.jpg



2、「 矢印(カーソル) 」を素材の音のトラックの一番上までもってくると、
  「 手のひらマーク 」 の形に変わりました。

素材一つだけの音量調整03.jpg



3、「手のひらマーク」に変わった瞬間に、「ゲイン 0.0dB」という表示も現れます。
  

素材一つだけの音量調整04.jpg


オーディオに夢中になった方ならお解かりかと思いますが、
ここで表示されている「ゲイン」とは、簡単に言うと「ボリューム」のことです。

「ボリュームスイッチ」の普通のイメージは、
ボリュームを上げると音が大きくなるというものだと思いますが、

実際は、もともと最大音量で音が出ていて、
「ボリュームスイッチ」という「抵抗」を間に入れて、
音を小さくしています。

「ボリュームスイッチ」を絞って音を出さなくしているということは、
抵抗値が最大になっているので、音が出ないということです。

逆に、「ボリューム」を操作して音を大きくするというのは、
ボリュームの抵抗値を小さくしているので、
結果として、音が大きくなるということなのです。

ですから、ここでの「ゲイン0.0dB」とは、「抵抗値が0.0」である、
つまり、「収録時の素材の音の大きさ(音圧)」そのままの音量が
出ているということです。




4、ここで、マウスの左ボタンを押しっぱなしにして、
  マウスを下にゆっくりと移動させます。


素材一つだけの音量調整05.jpg

5、すると、青い線が現れます。つまり、これがボリュームスイッチなのです。
  青い線を下げるにしたがって、素材の音のトラックの
  波形が小さくなって来ますね。

  素材の音の大きさが、小さくなっているという事です。


6、青い線をもっと下げると、更に音が小さくなります。
  

素材一つだけの音量調整06.jpg



7、一番下まで下げると「ゲイン マイナス無限大」となって、
  素材の音は無音になります。

素材一つだけの音量調整07.jpg




8、飯田の公式で、「矢印」の形が変わったら、
  マウスの左ボタンを押しっぱなしにすると「握る」 とは、

  上図の「 手のひらマーク 」の状態で、
  マウスの左ボタンを押しっぱなしにすると、
  「素材の音のボリュームスイッチを握る」ということなのです。

  ですので、マウスの左ボタンを押しっぱなしの状態で、
  マウスを下に動かすと、
  動かした分量だけ、素材の音が小さくなる、
  つまり、音量を下げることになるのです。






それでは、またこのブログと銀座ソニービルでのパーソナルレッスンでお会いしましょう!
山梨の飯田より。



 
このブログは、「山梨の飯田」にご縁があった方のための、
アフターフォローという意味で、

世界一軽く動くVegas習得のコツを
各方面から、「世界一解かりやすくて、記憶に残る講義」と
高い評価をいただいています、「山梨の飯田」が記しています。


ところで、、このブログでは、現在、日本国内で出版されている
Vegas Movie Studio 9」
「Vegas Movie studio HD10」
の解説本に記載されていない内容が含まれています。


そして、記載している事項は、
「山梨の飯田」が実際に操作して、
確認した内容を記しているだけですので、
内容の責任は「山梨の飯田」にあります。

つまり、本ブログの記事、内容などは
全て「山梨の飯田」の著作物となります。

従いまして、記事の引用、転載はお控えいただきたくお願いいたします。
何卒、事情ご賢察下さいませ。



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