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その472 なかなか良いぞ!VEGAS PRO19・・・「シーン検出」について・その1 [パーソナルレッスンより]

こんにちは、
イイダです。

VEGAS 19シリーズの
共通の新機能である、
『シーン検出』についてお話しします。

この機能は、
動画素材の中を調べて、
シーンの変化を自動的に探し出す機能です。

解りやすい例でお話しします。


貴方はお子さんの音楽発表会を、
撮影しに出掛けました。

自分の子供のクラスだけで無く、
他のクラスも撮影しようと考えたので、

カメラを三脚にのせて、
最初から最後まで、
録画しっぱなしで撮影しました。

編集するときは、
VEGASの編集画面で、
発表クラスごとの境目を探しますね。

これを自動で行ってくれるという、
「孫の手」のような機能です。


『シーン検出』機能は、
2つの方法が用意されています。

今回は1つ目のシーン検出をお話しします。


シーン検出をしたい材料の上で、
クリックしてから右クリックします。

表示されたメニューから、
「シーンの検出と分割」を
クリックします。


001_1.jpg



すると、
分析が始まります。

サンプルに用いている動画は、
尺が19分30秒のものです。

ピアノがおいてある、
こぢんまりとした飲み屋さんで、
三脚を据えて撮りっぱなしという撮影です。

動画の中身は、
トークと歌唱が繰り返されています。


002.jpg




そろそろ分析が終わります。

004.jpg


ここでお話ししている、
一つ目の「シーン検出」は、

分析が終わると自動的に、
シーンの境目に対して分割が行われます。


作業前の状態が下図です。

003_1.jpg


分析が終わって、
自動的に分割が行われた状態が下図です。

005.jpg


場面転換の度合いや、
明るさの明暗などで、
シーンの境目を検出しているようです。

今回お話しした、
一つ目のシーン検出である、
右クリックからの『シーンの検出と分割』は、

全てを自動で行ってしまうので、
シーンの境目を拾わなかったり、
逆に繋がっているシーンなのに、
分割してしまったりします。

ここで扱ったサンプル映像の中身は
以下の8つの塊でした。

MC→歌唱→MC→歌唱→MC→歌唱→MC→歌唱
上図の結果は4つに分割でしたので、
分割されている箇所が足りません。

AIを使った分析ですが、
全てが完全というわけには行かないようです。


シーンの境目が、
はっきりと分かる映像とかであれば、
かなり正確に出来ると思います。

友人からプレゼントされた、
自主制作のDVDを、
mpegにリッピングしたものとか、

自主制作のBDから、
映像データをリッピングしたもの等は、

この一つ目の『シーン分析と分割』で、
事足りるのではないかと思います。

しかしながら、
今回お話しした
『シーン分析と分割』では、

分析が甘いな~と感じたときに、
分析精度を後から調整できないのが難点です。

そこで、
一度分析をした後で、
自動的に分割してしまうのでは無くて、

分析精度を自分で調整できると言う、
『シーン分割』があるのです。

これが二つ目の『シーン分析』です。

これについては、
次の機会に記しますね。

お手元にVEGAS 19がある方は、
試してみて下さい。

面白いと思います。


今回はここまでとします。
お疲れ様でした。


山梨のイイダ拝



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