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その466 将来において頭を下げたくなかったら、尻を捲ってはいけない。 [パーソナルレッスンより]

こんにちは、
イイダです。

最近のことですが、
なるほどな~と、
感心したことがありました。

『尻を捲る』ことについてです。



彼女が言うには、

短大を卒業後すぐに就職して、
数年後のことだそうです。


お稽古事として、
お花を習っていた彼女に、
縁談が決まりました。

いつもの通りお稽古に行くと、
お花の先生が彼女に、
次のように話されたのだそうです。



たとえ貴方がどんなに正しくて、
理不尽なことであったとしても、
嫁ぎ先を出るときは、
その決断についてよく考えてね。

家を出た後で、
なんらかの事情が起きて、
再び家に戻らざるを得ないときは、
貴方は頭を下げなくてはなりません。


貴方がどんなに正しかったとしても、
嫁ぎ先に戻るときは、
『誠に申し訳ありませんでした』と、
頭を下げなくてはならないのです。

そのことをよく覚えておいてね。
そして幸せになってね。


彼女が言うには、

30余年を超える結婚生活では、
家を出ようと思うことが何度もありました。

でもこの言葉があったから、
いろいろな事も我慢できた。

振り返ってみれば、
あの時々に我慢していて良かったと、
つくづく思います。

とのことでした。




彼女は高校生の時に
母親を病気で亡くしています。

お花の先生は、
かなりご高齢の先生だったとのこと。

母親がいない彼女のことを思って、
お花の先生が『大事なこと』を、
母親代わりに教えてくれたのだと、
彼女は話していました。


この話を聞いて、
これは結婚生活の事だけではないよな~と、
イイダは思ったのでした。

日常生活でも同じですよね。

一言で言ったら、
『尻を捲る』です。


例えばの話しです。


貴方が正しいのですが、
どうにもこうにも、
腹の虫が治まらなくて、
尻を捲ったとします。

賢明な貴方ですから、
尻を捲ったが最後で、
相手方と絶縁になることは
分かっていました。

それでも、
どうしても納得いかなくて、
感情が爆発して尻を捲りました。

相手とは
そのまま絶縁状態でも
問題無ければそれで良いのです。

しかしながら、
そうとはいかない場合もありますよね。

どうしても、
相手と一緒でなければ、
物事が進まないようなときです。

このようなときに、
賢明な貴方は、
物事を進めるために、
相手方に頭を下げて謝るでしょう。

下げたくない頭を下げて、
言いたくないけれど、
『誠に申し訳ありませんでした』と、
言わざるを得ないのです。

一時の感情で、
尻を捲るか捲らないか、
悩ましい問題ですね。


このようなアイデアを聞いて、
日頃の態度を大いに反省している、
イイダであります。


今回はここまでとします。
お疲れ様でした。


山梨のイイダ拝


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