その397 動画編集をするのであれば『gmail』の使用をお勧めします。

こんにちは、
飯田です。

前々回（その395）と前回（その396）にて、
御守りの話をしました。

「御守り」とは例えの表現で、
簡単に言えばバックアップソフトを使って、
バックアップをしておきましょう！
と言うことです。

データのバックアップなんて、
当り前じゃないか！
そんなこと知っているよ！！

という声が聞こえてきそうですが、
イイダが今回言っているのは、
データのバックアップのことではありません。

バックアップには２種類あります。

データのバックアップと
システム（イメージ）のバックアップです。

たいていの方はバックアップと聞くと、
データのバックアップをイメージされると思います。

しかしながら、
今回イイダがお話ししているのは、
システム（イメージ）バックアップの事です。

一般的にバックアップと言うと、
データのバックアップのことを指し、

データバックアップでは、
Windowsとインストールされたソフトを
バックアップすることは出来ないのです。

そうではあるのですが、
御守りとして紹介したソフトを使うと、
Windows自身とインストールされているソフトを
バックアップできるのです。


今現在調子よく動いている状態を
そのまま丸ごとバックアップするのですから、

VEGASが不調になったとき、
バックアップしたイメージファイルを復元すれば、
すぐにVEGASが好調に戻るという理屈です。

リカバリーやWindows10の回復では、
Windows10の初期設定を改めて行ったり、
使用するソフトを再インストールして、

更にはアクティベーションも
やり直す必要があります。

仮にリカバリーか回復を行った場合には、
VEGAS Pro17Suiteにバンドルされていた
BorisFxのプラグインは、

アクティベーションが出来るのは
１台のPCに対して１回限りなので、
もう使えなくなってしまいます。

そのような悲しい状況を防ぐためにも、
御守りが必要なのでした。

ところで、
バックアップするにあたって
手間が掛かるのがメールのバックアップです。

これがとっても面倒です。

１，メールアドレス、
２，メールアカウント、
３，メールパスワード、
４，受信サーバ名、
５，送信サーバ名、
６，メール本文、
７，アドレス帳、

上記の７項目を
完全に把握しなければならないからです。


そこで、
メールのバックアップをしなくても困らなくて、

リカバリー、回復、イメージバックアップの
いずれであっても対応出来るメールソフトを
ご案内しておきます。

それは『gmail』を使うことです。

今お使いのメールが
プロバイダのメールでしたら、
それをそのまま活かして使えるので
ご安心ください。

考え方は次のようになります。


『Gmail』を一つ作成して下さい。

そして、
今お使いのプロバイダメールの設定を変更し、
作成した『gmail』に転送するようにするのです。

gmailは無料で作成できて、
メールサーバーの容量は７GBもありますから、

普通に使うのであれば、
受信したメールを削除しなくても
１０年分くらいのメールを保存できます。

また、
gmailの設定をカスタマイズすることで、
gmailから送信したメールの送信元アドレスを、

プロバイダメールアドレスに設定できます。

これであれば、
メールの送受信は『gmail』になりますが、
やり取りされる送信元メールアドレスは、
プロバイダメールアドレスとなります。

つまり貴方が使っているのはgmailなのですが、
お友達とのメールをやり取りしたときに、
お友達にはプロバイダメールで
やり取りしているように見えるのです。

動画編集とは、
PCのご機嫌を取り続けることの
繰り返しです。

動画編集ソフトの使い方も大事ですが、
一番大事なのは
その動画編集ソフトが
機嫌良く動いてくれるように注意することなのです。

これはVEGASだからではなくて、

Adobe Premierも、Davinchi Disolveも、
Ediusも、Fainal Cut Pro等も、
みな同じです。


ご機嫌を取り続けて、取り続けて、
いよいよとなったら
リカバリーか回復作業をするしかないのです。

いよいよとなったそのときに、
イメージバックアップが作成済みで、
メールがgmailであれば、

リカバリーや回復をするのに較べて、
元の快調な状態に戻すのに、
1/100位の手間で済むのです。


山梨のイイダと、
名古屋レッスンの受講生さんは、
この方法でVEGASを快適に使っています。


今回はここまでとします。
お疲れ様でした。


山梨のイイダ拝