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「Vegas、再び」 その60  「まな板上の隙間を簡単に詰めるには その1」             Vegas Movie Studio 使い方   [裏技・テクニック・Tips]

「飯田和佳のVegasパーソナルレッスン・銀座」からのトピックスをご紹介します。


こんにちは、山梨の飯田です。
 
現在も出張中ですが、わずかだけ時間が出来たので、
今回はテクニカルな内容を記します。
 
それは、まな板(タイムライン)上の素材と素材の間が空いているとき、
そこの隙間を簡単に詰める(無くす)方法です。
 
すでにご存知の方も多いと思いますが、テクニックの再確認の意味で、
改めて解説しておきます。 
 
 
001.jpg 
 
編集をしているときに、上図のような隙間ができる場合がありますね。
このときの対処方法として、一番わかりやすい手順は、
「道連れスイッチ(自動リップル)」をONにした状態で、
各々の素材を引っ張って隙間を埋めましたね。
 
その結果、下図のように隙間が埋まります。 
 
 
002.jpg 
 
しかしながら、この方法よりももっと便利な方法があるのではないか?
と疑問を持たれていた方はいらっしゃいませんか?
 

そう、きっと、いまこのブログをご覧くださっているあなたです!!
 
とても良い疑問だと思います。
 
実は、その方法があるのです。
 
お知りになりたいですか?
 
「私はもう知っているよ!」という方は、
今回の記事はスルーして、次回の記事をお楽しみになさって下さいませ。 
 
 
それでは、
「まな板の隙間を簡単に詰めるテクニック」をお知りになりたい方は、
この下にある「ここをクリックしてね!」をクリックしてね!(なんのこっちゃ・笑)
 
 
 
下図をご覧ください。
タイムラインの一番左側に隙間が出来ています。
そこで、この隙間を詰めよう(無くそう)とした場合です。
 
003.jpg
 
 
「なくしたい隙間」の上でダブルクリックするのですが、 
 まず最初に、道連れスイッチ(自動リップル)をONにしておいてください。 
実は、この「道連れスイッチ」がポイントなのです。 
 
005.jpg 
 
 
「道連れスイッチ」をONにしたら、
次に、まな板(タイムライン)上の、隙間をなくしたいところで、
ダブルクリックします。
 
 
003.jpg
 
 
すると、あら不思議!(笑)
 
隙間の部分が青色で範囲指定されました。 
 
 004.jpg 
 
 
この状態で、キーボードの「Delete」キーを押して下さい。
 
006.jpg
 
これで、先ほどの青色で範囲指定された隙間は、
綺麗さっぱりと無くなってしまいます。 
 
なんと素晴らしいのでしょうか!(パチパチパチ・拍手) 
 
 
ところで、この操作は、
一番最初に「道連れスイッチ(自動リップル)」をONにしましたね。
 
 
ここで、「飯田の公式」のおさらいです。
 
 
「自動リップル」は「「道連れスイッチ」
 
誰を道連れにするのか、がポイントで、
クリックしたところは「Delete」キーを押せば、当然に身を引くのですが、
クリックしたところから数えて、「右側の全て」の素材(イベント)を道連れにする
 
のでしたね。 
 
なんか、お昼の奥さま劇場(TVドラマ)のような表現ですが、
これはVegasの操作方法の解説です・・・お間違いのなきように! 
 
 
ですから、今回の「青色になったところ」が身を引いたわけです。
 
そして、道連れスイッチ(自動リップル)がONですから、
「青色になったところ」から数えて右側の全ての素材(イベント)を
道連れにしたので、
 
「青色になった部分」が身を引いて
「青色になったところから右側全て」が道連れにされたので、
隙間が詰まったという理屈です。 
 
ところで、隙間を詰めるにあたっては、
まな板(タイムライン)上のどこをダブルクリックするのか、
という部分も非常に重要になってきます。
 
つまり、隙間の上でダブルクリックをするのですが、
これは、どこでも良いというわけではありません。
 
「隙間の上」は、「隙間の上」なのですが、
「どこのトラック」の「隙間の上」でダブルクリックをするのかが、
次なるポイントなのです。 
 
時間が無くなってしまったので、
今日はここまでとします。
 
次回にこの続きを解説しますね。
 
 
これより新宿に向けて移動を始める
山梨の飯田より。
 
 
 
追伸1:
銀座会場での10月のレッスンですが、
10月25日(火)~29日(土)までの連続5日間で開催します。
昨日よりご案内と受付を開始していますが、
既にコマ数で半数以上のご予約をいただいています。 
ありがとうございます。
 
ご希望の方は、お早めにお問い合わせをお願いいたします。(ペコリ) 
 
 
追伸2:
レッスン費用についてのご案内です。
今まで「山梨の飯田によるプレミアムレッスン」は、
1コマが50分で、4725円(税込み)のレッスン料金でありました。
ところが、ソニー様の仕組み改正がありまして、
10月のレッスンより、1コマ・50分で、5250円となります。
 
これは、私・山梨の飯田の意向ではなくて、ソニー様の意向ですので、
何卒ご了解いただければと思います。
 
 

でも、「山梨の飯田によるレッスン」は、
そのクオリティと創りだす結果から、 
もともと1コマ・50分/8400円でデザインされていたものです。
すでに受講されている方にとっては、この意味がお分かりになるかと思います。
 
ですので、500円の値上げとなってしまいますが、
何卒ご理解賜りますようお願いいたします。
 
 
 

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VEGASNOOB

初めまして この操作を簡単にやってくれる方法を
ずっと探してたのですがやっとみつかりました
これでますますVEGASでの編集が捗ります
ありがとうございました
by VEGASNOOB (2015-11-12 05:26) 

山梨の飯田

VEGASNOOBさんへ 飯田です。
コメントをいただきありがとうございました。

拙ブログ記事が役に立ったという感想をいただけたことは、
とっても嬉しいです。

ほんとうにありがとうございます。

せっかくですので少し補足をしますね。

「自動リップル」すなわち「道連れスイッチ」には、
その操作において2つの動きを使い分けます。

それは、
道連れスイッチの
「ON」と「OFF」の切替と、

「ON」の状態時に
3つのオプションを切り替えて使うと言うことです。

自分から見て右側を道連れにするのだけれど、
そのときの右側の上下をも道連れにするのか否かです。

オプションには以下の3つがあります。

1,自分の列だけ道連れ

2,自分の列と自分の列のチャプターマーカなども含めて道連れ

3,自分の列は当然のこと、上下の列も道連れ


Vegas ProとMovie Studioの編集のキモ、
いかに効率的に編集できるのかは、
この道連れスイッチの使い方を理解し、
使いこなす部分にあります。

そして、
まな板上の材料は全てこの道連れスイッチに影響を受けます。

まな板上で材料を移動するときはもちろん、
材料を削除するときや、
材料置き場から材料をまな板に持ってくるときもです。

ちなみに、
この道連れスイッチのONとOFF及び、
そのオプションの切替操作の仕方は、

Movie Studio13とそれ以外に大きく分かれます。

Movie Studio13は
タッチ操作で編集が出来るモードが追加されているので、
この道連れスイッチの操作がとてもやりにくくなっています。

そして動画編集においては、
タッチ操作よりもキーボードとマウスのが
誰がなんと言おうとも絶対的に効果的です。

ですので、
VEGASNOOBさんが
もしもMovie Studio13をお使いでしたら、

Movie Studio12以下若しくは、
Vegas Proシリーズをお使いになることを
強くお勧めします。

飯田流の解説は
巷の解説とは大きく異なります。

知るべき項目が100個あったときに、
その100個全てを逐一解説するのが
巷の解説です。

飯田流の解説は、
Vegasの基本構造・骨格を踏まえているので、
10個を知るだけで残りの90個はわかってしまうのです。

かけ算の九九と同じです。

そんな観点から拙ブログ記事をお読みいただくと、
新しい発見があると思います。

このたびは、
ご感想を教えて下さり、
ありがとうございました。


飯田拝


by 山梨の飯田 (2015-11-12 06:04) 

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